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損益計算書を読み解く上での利益の種類②

経常利益

 営業利益の次に求められるのが、経常利益です。株の売買や受取利息などの本業以外の営業活動で稼いだ利益(営業外収益)や支払利息などの本業以外の営業活動でかかった費用(営業外費用)を含めて計算します。これにより、会社の事業全体の利益が分かります。

 
税引前当期純利益

 経常利益の次に求めらるれのが、税引前当期純利益です。固定資産の売却益や火災損失などの臨時的な損益を含めて計算しており、一事業年度に発生したすべての収益と費用を差し引いた額となります。

 
当期純利益

最後に求められるのが、当期純利益です。税引前当期純利益から法人税や都道府県民税などを差し引いて求めます。これにより、最終的に一事業年度に稼いだ利益が分かります。

 

 このように5つの段階で利益を計算することにより、その年度の業績理由を確認することができます。本業の業績が分かる営業利益や、会社の資産の運用や借金の状況なども踏まえて事業の状況が分かる経常利益など今後の企業の経済活動を検討する大事な資料となります。

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