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社会保険の歴史

 今回は、社会保険の歴史についてみていきたいと思います。

 世界で最初の社会保険制度は、1880年代にドイツで始まったそうです。当時、経済的に後進国であったドイツは、産業革命を急速に進め、経済発展を図ろうと、労働運動を抑圧していました。その代りに福祉の向上を行い、疾病保険法や災害保険法等を制定しました。
 20世紀になると、イギリスが健康保険や失業保険を制定しました。この失業保険は、世界最初の強制加入型の制度となるそうです。
 19世紀末から20世紀初頭にかけて、続々とヨーロッパの多数の国々で社会保険制度が整備されていきました。

 第二次世界大戦後は、国際労働機関が1952年に「社会保障の最低基準に関する条約」を採択し、世界各国における社会保障の整備の推進のため国際的指導力を強めました。これにより、世界の主要国で社会保障制度が整備され始めました

 日本での制度の歴史としては、1922年、第一次世界大戦後に制定された健康保険法をはじめ、労働者を対象として発足しており、世界各国と同じように始まったといわれています。
そして、第二次世界大戦後にできた日本国憲法をもとに、全国民を対象にした日本の社会保障制度ができました。日本国憲法では、生存権が国民の権利であると述べており、社会保障も本格的に整備され始めたそうです。
 1961年には国民健康保険制度が完全に普及し、また、国民年金制度が発足したことから、国民皆保険・国民皆年金が実現しました。

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